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アップサイクル エキシビジョン―建築広告シートはいかに蘇ったか―

2015.8.21

会期中、日祝は休館。但し、9月27日は開館。
9月19日(土)は関連イベントとして、エコワークショップ「使用済みの建築広告シートを使ってトートバッグをつくろう」を開催。

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アップサイクルとは、サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論の一つ。単なるリサイクルではなく、デザインの力でより価値の高いモノを生み出すことをいいます。このアップサイクルをテーマとする展覧会を開催します。
建築中の建物に掲げる建築広告シートは撤去後、廃棄される運命にあります。6月に竣工となったYKK80ビル(YKK本社ビル)に掲示していた建築広告シートも例外ではありません。優れた性質を持つマテリアルであるにもかかわらず、数カ月で処分されてしまうシートを何とか再利用できないかと考え、4組のデザイナーに声をかけました。建築広告シートとファスナーやスナップボタンなどYKKの商品を組み合わせて、アップサイクルを体現する作品を依頼したのです。耐久性、透光性、通風性といったシートの特徴を活かしつつ、優れたデザイン力で生まれ変わった作品たちをじっくりとご覧ください。また、それが持続可能な社会を考えるきっかけの一つになれば幸いです。
なお、特別展示として、大阪工業大学のプロダクトデザイン研究室と兵庫盲導犬協会との協同開発品である、建築広告シートを使った「盲導犬用ドッグベッド」も公開します。

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