2014年09月「ユニバーサルファッションセミナー」開催レポート
9月10日(水)、長年、高齢者や障がい者の衣服・靴の研究・開発に取り組んできた福祉技術研究所の岩波君代氏を講師に迎え、「装いの大切さ―着たい服を着よう!」と題したユニバーサルファッションセミナーを開催しました。
障がい者が望んでいるのは特別な服ではなく、皆が着ている普通の服。そんな希望を解決する手段の一つがファスナーです。車いすの利用者であるお二人のゲストを迎え、着たい服を着るためのファスナーを使った様々なリフォーム例を紹介していただきました。他にもアクティブでおしゃれ好きな車いすの方が4名参加して、衣類についての不満や要望を熱く語り、他の参加者をうならせました。
ものづくり館ではこのようなテーマの企画を今後も継続して行い、障がい者や高齢者の方の声がアパレル関連企業にも届くようにお手伝いをしたいと思います。