2017年2月4日ワークショップ「セルビッチデニムと革を使ってトートバッグをつくろう」開催レポート
2月4日(土)、セルビッチデニムとヌメ革を使ったトートバッグのワークショップを開催。10代〜70代の女性15名が参加されました。セルビッチデニムとは旧式の織機で織られた上質なデニムで、両端にできる赤い耳(セルビッチ)が特徴です。このセルビッチをバッグやポケットの開口部に活かし、それに合わせてポケットのステッチや持ち手の縫い糸に赤を効かせました。持ち手とフラップには染色を施していないヌメ革を使用。
今回はミシン縫製、革の手縫い、ボタン取付と作業工程の多いワークショップでしたが、手芸に慣れている方で2時間余、慣れていない方でもほとんどが予定の3時間で作品が仕上がりました。小学生も保護者の方と協力して見事に完成。
デニム生地の分厚さ、革の縫いにくさ、足踏み式のボタン取付機の操作に皆さん苦労していましたが、素晴らしい出来栄えに全員が満足していらっしゃる様子でした。作ったばかりのトートバッグを提げて帰る方や、「休み明けに職場に持って行って自慢します」という方が複数いらっしゃいました。
アンケート結果では、「色々な作業が一度に体験できて楽しかった」「材料の品質が良かった」「使えるものを自分で作れたので嬉しい」という回答があり、ものづくりの楽しさを満喫していただけたようです。