2018年3月3日ワークショップ「パラコードで作るサバイバルブレスレット」開催レポート
3月3日(土)、パラコードでブレスレットを編むワークショップに午前・午後あわせて12名の方が参加されました。
パラコードとはパラシュートコードの略で、本来、米軍のパラシュートに採用されている軽くて耐久性のあるナイロン製コードです。最近はアウトドアやタウン用としても活用されています。今回はパラコードとYKK製のバックルを組み合わせて、ブレスレットを作っていただきました。このブレスレットは災害時にはほどいて、止血帯、物干し用・目隠し用ロープなどに使える他、ナイロン繊維は縫い糸、歯間フロスとしても使用できます。
講師はニットクリエイターの高相志帆氏とアシスタントの高橋幸大氏。ブレスレットの編み方だけでなく、パラコードの性質や活用の仕方をわかりやすく教えていただきました。
参加者の皆さんは編み物経験者や手先を使うことが大好きな方ばかりだったため、あっという間に編み方をマスターされ、全員が時間内にオリジナルブレスレットを完成。コードの色やバックルの色・形によって雰囲気が全く異なるため、それぞれ個性的なブレスレットを嬉しそうに腕に付けていらっしゃいました。パラコード編みの魅力にはまったのか、全員の方が材料キットを購入されました。後日、家で作った作品の写真を送ってくださった方もいらっしゃいます。
今回はYKK製のプラスチックパーツを使った初めてのアウトドアグッズの製作でしたが、参加者の皆さんには実用性とデザイン性をとても気に入っていただいたようです。アウトドアグッズのワークショップは今後も企画していきたいと思いますので、お楽しみに。