3月31日に「大人の革小物教室」を開催しました。今回作ったのは栃木レザーのハーフラウンドウォレット。エクセラ®ファスナーの滑らかさと輝きがデザインポイントになります。
参加者は10名でした。技術が必要なアイテムですが、講師オリジナルの治具(位置合わせをするための道具）を使ったり、講師による事前の入念なパーツ準備もあって、全員1日で完成させることが出来ました。
午前中は治具を使い、ファスナーと革を接着。菊寄せ（革製品のコーナー部分に放射状にヒダを寄せていく技術）のコツやファスナー固定のポイントの講義もあり、初めての方もスムーズに製作されていました。
今回のウォレットは使い勝手も考慮してカード入れが6ヶ所あります。6ヶ所もあるカード入れの縫い作業は手間がかかりますが、15時までには大体の方が縫い終わりました。
革の手縫いは慣れるまでは針で糸を刺してしまったり、途中で糸が針から抜けてしまったりと苦戦しましたが、午後には慣れてきて手縫い作業に没頭しました。
途中、疲れたとつい口に出るくらい大変な作業でしたが、力作と共に達成感、そして革細工の技術を持ち帰ることが出来たと思います。

栗原先生のレザーワークショップは毎回早々に定員が埋まってしまって残念・・との声もお聞きします。
ご要望にお答えして、過去好評だったワークショップの色違いを企画中です。楽しみにお待ちください。