7月14日（土）、ファスナー付きの木製トランクを作るワークショップを開催。午前と午後あわせて14組17名が参加されました。園児・小学生のお子さん4名も保護者の方と一緒に作製、全員が予定時間より早く作品を完成されました。
木材とファスナーという珍しい組合せの作品を考案していただいたのは、DIYアドバイザーの山口利江氏。ふだんは「明るく楽しい木工教室」をモットーとする「ぐっさん工房」を主宰されています。今回は木工初心者やお子さんも参加できるように、トランク本体の作り込みなど念入りな下準備をしていただきました。
ファスナーは鋲（びょう）で留め付けましたが、鋲の数や間隔は自由に決めていただいたため、それぞれとても個性的な作品になりました。鋲を互い違いに留めたり、中にはたくさん付けてロックなトランクに仕上げた男性もいらっしゃいました。
木工に興味はあるけれども実際にはあまり行ったことがないという初心者の方がほとんどでしたが、山口氏の分かりやすい説明で、錐での穴開けやハンマーやドライバーの扱い、ヤスリがけもとてもスムーズにいきました。トランク完成後は、山口氏お手製の消しゴムハンコでイニシャルや名前を押したり、持参の布を内貼りするなど、デコレーションも楽しんでいただきました。小学生のお子さんは夏休み前に自由研究の作品ができて良かったようです。

山口氏の軽妙なトークによって会場は終始賑やかな雰囲気で、まさに明るく楽しい木工ワークショップになりました。
木工は幅広い年代の方に人気があるジャンルです。木材とファスニング商品との面白いジョイントをまた山口氏の提案で企画したいと思います。どうぞお楽しみに。