2019年9月14日(土) 「職人体験をしよう「簡単!本革のペンケース製作」ワークショップ 開催レポート
第10回モノマチで好評いただいたワークショップをモノマチ外で実施するアンコール企画です。18人の方に参加いただきました。革選びからスタートして、裁断/革漉きの職人技を体感した後、ものづくり館に移動してペンケースの組立を行います。ペンケース組み立て部分でも珍しいボタン打ちの機械を使用するため "普段はできない体験"が盛りだくさんのワークショップとなっています。今回はさらに革製品を製作する職人も別途お招きし、”Handmade by myself” の文字を刻印しました。
職人を館にお呼びせず、ワークショップ参加者に移動をお願いしているのは、実際の仕事現場を知っていただきたいから。通常使用をしている機械を触らせてもらえるだけでなく、普段手にしている製品がどういう工程を経ているかを勉強できます。また職人の仕事場を見学できることは、とても貴重な体験です。
館では、革に刻印をし、職業用ミシンとボタン打ち機を利用してペンケースに組み立てていきます。ミシンを普段使用されない方もいらっしゃいましたが、馬力のある職業用ミシンを使用したため、皆さんスムーズに作業をされていました。リベット打ちは比較的力のいる作業ですが、全員が打ち付けに成功し、無事にペンケースを完成させました。刻印の機械も初めて目にする方が多く、皆さん興味津々でした。
沢山の革から選べることもあり、とても個性が豊かで素敵なペンケースができました。また同じ革を選んでも、組み合わせるファスナー・縫い糸の色で雰囲気が大きく変わる点も印象的でした。
今後も地域の企業・職人・店舗とのコラボワークショップをします。お楽しみに。