2019年12月7日ワークショップ「豆型コイン・カードケースを作ろう」開催レポート
12月7日(土)、ユニークな豆型のコイン・カードケースを作るワークショップに午前・午後合わせて16名の方が参加。
講師はものづくり館初登場の和田静奈先生。夫である和田英男氏が主宰する虹紙製作所(東大阪市)のオリジナル木型を使った、初心者でも楽しめるレザーワークショップを各地で開催していらっしゃいます。
革小物のファスナー付け、特に曲線部分のファスナー付けは難しいと言われていますが、ファスナーのエレメント(かみ合う部分)がちょうどおさまる溝のある木型を使うと、とてもきれいに仕上げることができます。
これまでファスナーがきれいに付けられなかったという参加者の方も感心していらっしゃいました。
革の穴あけから始まり、木型へのファスナー貼り、菊寄せ(曲線部分に均等にギャザーを寄せる)をした後、革とファスナーを接着、木型を外して手縫い、と工程の多い作業でしたが、和田先生の丁寧な指導で、全員が独特のカーブが美しい豆型ケースを完成させました。
レザークラフト経験者の方はもとより、初心者の方の作品も仕上がりがとてもきれいでした。
和田先生のゆったりとした関西弁による指導で会場は和やかな雰囲気に包まれ、参加者の皆さんは終始楽しそうに作業していらっしゃいました。
完成品への満足度が高かったようで、色違いのキットや木型、その他の道具を購入する方が多くいらっしゃいました。
今回は何と言っても、豆型という形の可愛らしさにひかれて参加された方が多く、ミックスカラーのファスナーも好評でした。
レザークラフトの人気は高いので、またユニークな作品や作り方を紹介する企画を考えたいと思います。