イベントレポート
7月23日(祝)、ものづくり館初登場のハンドメイドユニット「HAPPY TO MAKE」の橿(かし)礼子先生と山森かよ先生に、PVC(ポリ塩化ビニル)を使った2種類の小物作りを教えていただくイベントを開催し、小・中学生を含む11名の方が参加。
1つは橿先生によるポシェットタイプのアドベンチャーバッグ。もう1つは山森先生によるラグビーボール型のトライカードケース。どちらも片面にPVCを使用し、地図柄の内布が透けて見えるオシャレな作品です。 ファスナーは高級ラインであるエクセラ(R)ライトのミックスカラーを使用。両方の作品を作った方が4名もいらっしゃいました。
橿先生は大阪からたくさんの作品と共に車で来て下さいました。バッグのネット販売も行っているためファンが多く、参加者の皆さんも帆布を使った色々なバッグや撥水生地のエコバッグ、作品を提供している手芸雑誌等を買い求めていました。
PVCと帆布の組合せ、縫い代を全てグログランテープでくるむ方法など難易度の高い工程を、ユーモアたっぷりの大阪弁で指導。参加者の皆さんは楽しみながら、作品を完成させました。
両面テープの活用などバッグを美しく仕上げる方法も伝授していただきました。
本職がイラストレーターの山森先生もオリジナルのイラスト生地を使った小物など、ユニークな作品を展示販売。今回の2つのワークショップのレシピは山森先生の手描きです。
カードケースはファスナーが正面に付いているため、しつけをして美しく縫い付ける方法やPVCのきれいな縫い方などを、ゆったりと落ち着いた話し方で教えていただきました。
お二人の絶妙な取り合わせと緩急取り混ぜた話術で会場は終始楽しい雰囲気に包まれました。
次回はそれぞれの持ち味をドッキングさせた作品を提案して下さるとか。お楽しみに。