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2021年6月12日〜7月24日 ものづくり塾「おりりん講座 初級・中級コース」開催レポート
6月26日〜7月24日、昨年12月からものづくり塾として開講した、輪織りの技術を学ぶ「おりりん講座」の第2弾を開催。
初級コース・中級コース（共に全5回）に各1名の方が参加されました。
講師はものづくり館のワークショップでお馴染みの歌川智子先生（日本輪織り協会代表）。
おりりんとは歌川先生考案の、ダンボール板を使った両面織り機。身近な材料を使って手織りができる画期的なシステムです。
先生はおりりんの技術だけでなく、講師としての心構えや教え方のコツなどについても触れながら、分かりやすく指導されました。
少人数制なので先生の目が行き届き、受講者からも質問がしやすく、内容の濃い講座になりました。
初級コースの方はまず織り機の作り方から学び、ミニポシェット、手提げバッグ、ショルダーバッグの3作品を作りながら輪織りの基本とバッグに仕上げるための技術を習得。
前回初級を修了した中級コースの方は肩掛けバッグ、キッチンバスケット、カトラリーケース、ティッシュカバー、革持ち手の手提げバッグ、革ふたヒップポーチの6作品を作りながら、石畳織り・飛び模様織りなど輪織りの様々な技術を習得。
お二人共とても勉強熱心で、毎回出る宿題や予習復習も完璧にこなしていらっしゃいました。
輪織りをバッグやインテリア小物などの作品に仕上げるためには、編み物や裁縫の技術、そして色の組合せなどデザイン力も必要です。
お二人共、色糸の選び方や配置にセンスを発揮され、個性的で素敵な作品ばかりでした。
最終回には先生から修了証が渡され、とても嬉しそうでした。
次回、初級の方は中級へ、中級の方は上級へ進む予定です。
