イベントレポート
10月23日(土)、イタリアンレザーを使ってカードケースを作るワークショップに、
午前・午後合わせて8名が参加。
女性が7名、男性が1名でした。
講師はものづくり館初登場の吉田直也さん。
大手カバンメーカーで営業職に従事する傍ら、プライベートでカバン・
革小物のデザイン・製作を手がけていらっしゃいます。
ワークショップの講師が初めてとは思われない落ち着いた佇まいで、フランス
仕込みの革の手縫い技術を分かりやすく指導していただきました。
縫う前の穴開けの一部など、事前準備も丁寧に行っていただきました。
そのおかげで、革の手縫いは初めての方も時間内に完成することができ、
とても喜ばれました。
「革小物を作るのにこんなに手間がかかるとは知らなかった」「初めての
革小物がうまくできて嬉しい」といった声がありました。
参加者の皆さんは最初は針の糸通しや縫い方にやや戸惑ったものの、
すぐにコツを覚えスピードアップ。
革縫いが早く終わったため、コバ磨きを思う存分行っていただくことができました。
今回は革の色は3色、縫い糸は10数色、ボタンは6色から選べたことが好評でした。
内側と表側の糸の色を変えた方もいて、各々個性的な作品に。
革は使うほどに風合いが出るため、長く愛用していただけそうです。
大好評をいただいた吉田さんの指導で次回の企画を考えますので、どうぞお楽しみに。