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2022年6月15日〜9月14日 ものづくり塾「おりりん講座 上級コース」開催レポート
6月15日〜9月14日、輪織りの技術を学ぶ「おりりん講座」の上級コースを5回にわたり開催。
同講座はプロを目指す方のためのものづくり塾の一環として2020年から開講しています。
講師はものづくり館のワークショップでお馴染みの歌川智子先生（日本輪織り協会代表）。
今回は初級・中級のカリキュラムは以前に修了し、歌川先生のアシスタントを務めることもある方が更なるステップアップのために参加されました。
おりりんⓇとは歌川先生考案の、ダンボール板を使った簡単織り機で、麻ひも等身近な材料を使って手織りができる画期的なシステム。
講座では輪織りの様々な技術・バッグ等の作品の仕上げ方はもちろん、プロの作家としてのノウハウ、講師としての心構えや教え方のコツについても学びます。
先生ご自身の体験に基づく分かりやすい指導が特徴です。
今回はマンツーマンでより熱の入った指導が行われました。
受講者の方は毎回新しい課題に挑み、ボリュームのある宿題も完璧にこなし、卒業制作を含む5種類の作品を完成させました。
上級コースでは綾織り・交互織り・模様織り・ステッチワーク等、色々な技術を修得。
技術だけでなく、デザイン力も磨きました。
受講者の方のバッグは麻ひもの色合わせ、模様の図案、内袋の生地選び等にセンスが感じられる作品ばかり。
特に卒業制作はカラフルな織り地と革を組み合わせたとても素敵な作品でした。
最終回には先生から修了証が渡され、「上級コースでは様々な気付きがあり、自分の作りたいものが見えてきました」と、手ごたえを感じて下さったようです。
上級コースまで修了された方はこれで３名となりました。
今後、ものづくり館のワークショップでも講師を務めて下さると思います。どうぞお楽しみに。
