台東モノマチ協会（正式名称：台東モノづくりのマチづくり協会）が主催する地域イベント「モノマチ2023」が5/26(金)から5/28(日)まで開催され、ものづくり館 by YKKも参加しました。モノマチは14回目の開催、当館の参加は今年で10回目となりました。

今年も昨年に引き続き、事前予約制での開催となりましたが、より多くの方が楽しめるよう、時間毎に決められたものづくり体験プログラムを開催する方式にした他、予約なしの方でも体験できるカラビナコーナーなども追加し、3日間合計で451名と昨年の3倍弱の方にご来館頂きました。

人々の接触や往来に関する制限が緩和されたことを受け、1階のものづくり体験プログラムは近隣参加店とのコラボ企画を強化。マザーハウスさんとのコラボ企画では、当館でレザーの裁断からボタン打ちをし、完成させたレザーのキーホルダーをマザーハウスさんの店舗で刻印をするという2店舗訪問型企画を開催したほか、PARACOさんとのパラコードカラビナチェーンではパラコード編みに興味を持った来館者の方がPARACOさんを訪問するなど、ヒトとモノがマチを回遊するモノマチならではの体験ができたのではないかと思います。

2-3階の展示スペースでは 2022 年度ワークショップ作品のアーカイブを展示した他、ものづくり館が初めての方からファスナー好きの方まで、ファスナーの歴史やしくみ、珍しいファスナーの展示を見学。 コンシェルジュの説明に熱心に耳を傾け「ファスナーの奥深さが分かった！」と感動する方や、ワークショップ作品の展示を見て「これを作ってみたい！」という方もいらっしゃいました。また3階の環境商品展示コーナーでは、YKKの工場がある富山県黒部市のヒノキの間伐材を利用したグッズの配布も行いました。

4Fでは台東区御徒町でガラス・七宝・彫金の教室を運営するスタジオサカミによる作品展示販売会＆ワークショップを開催。教室の講師・生徒による作品はどれも力作揃いで、ヴェネツィアングラスのミルフィオリ作品をはじめ、動物モチーフの七宝焼きや繊細な彫金作品等、多くの方が展示に見入っていました。会場ではミルフィオリのペンダントや七宝のアクセサリー作りのワークショップも開催。大人だけでなく子ども達も参加し、オリジナルの作品を完成させました。展示には ファスナーと面ファスナーを組み合わせた特別な什器を使用。スライダーの上げ下げで高さが変えられる珍しい展示手法が好評でした。

来館頂いた皆様、モノマチ実行委員の皆様、コラボ企画に協力していただいた出展者の皆様、今年もありがとうございました。来年もより一層パワーアップした企画を皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めていきます。お楽しみに！

外部リンク

• モノマチのサイト