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2023年7月14日・15日(金・土)ワークショップ「ヘンプヤーンで編むワンハンドルのミニバッグ」開催レポート

7月14日・15日、編み物とソーイングを組み合わせたワークショップを開催し、6名の方が参加。
講師は編み物のワークショップでお馴染みのビーズ編み作家・ウチダクミコ先生。
夏糸のヘンプヤーンで編んだ持ち手がおしゃれなミニバッグは先生のオリジナルデザインです。
バッグ本体は人気の「いちご泥棒」(ウィリアム・モリス)のラミネート生地を使用。
ブラック系とグレー系の2種類から、申込時に選んでいただきました。
ファスナーはエレメント(かみ合う部分)の色が角度によって変わるオーロライト(R)を使用。
ホワイト系とレッド系の2色から当日選んでいただきました。
ヘンプヤーンは黒1色。ファスナーの引手に付けるタッセルも黒です。
 
ラミネート生地にファスナーを縫い付けるのがやや難しかったようですが、先生が丁寧に指導して下さったので皆さんきれいに仕上げていらっしゃいました。
 
編み糸はマニラ産の麻100%で、最初は編みにくそうだった方もすぐに慣れ、サクサクと編み進めていらっしゃいました。
この編み方はバッグや帽子にも応用できるので、他の作品にも活用していただけそうです。
先生が用意して下さったバッグや帽子のサンプルを見て、参加者の方から「作りたい!」との声が。
 
持ち手が編み上がったら、バッグにミシンで縫い付けます。
編地のボリュームがあるため、皆さん慎重に縫い進めていらっしゃいました。
その後、マチを作ってひっくり返したら完成。
工程の多い作業でしたが、全員が予定時間より早く仕上げることができました。
持ち手の透かし模様が涼しげで腕を美しく見せてくれるおしゃれなバッグが完成し、皆さんとても嬉しそう。
「思ったより早く可愛いバッグが完成して嬉しい」「編み物とソーイングの両方ができて楽しかった」等、喜んでいただくことができました。
 
今回もウチダ先生には下準備を始めとして様々な工夫をしていただきました。
生地は全員分が同じように中央に小鳥の柄が出るように裁断、持ち手の位置決めやマチ作りのための型紙を用意、タッセルにカニカンを付けて引手に提げやすくする等々。
編み物に時間がかかった場合に備えて、予備の持ち手まで各自に用意して下さり、参加者の方は感動していらっしゃいました。
全員が無事時間内に完成したため、先生の用意して下さった持ち手を使って色違いの作品を作ろうとキットを購入する方も。
 
今回のワークショップでは注意を要する細かい作業もありましたが、時折先生との会話も楽しみながら、会場は終始和気あいあいとした雰囲気に溢れていました。
 
ウチダ先生、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
先生にはまたおしゃれな作品を考えていただきますので、お楽しみに!