イベントレポート
台東モノマチ協会(正式名称:台東モノづくりのマチづくり協会)が主催する地域イベント「モノマチ2024」が5/24(金)から5/26(日)まで開催され、ものづくり館 by YKKも参加しました。モノマチは15回目の開催、当館の参加は今年で11回目となりました。
今年はものづくり体験は事前予約制を継続、昨年との比較で人々の接触や往来に関する制限が緩和されたことを受け、見学やカラビナ組立体験、4階のスタジオサカミさんの展示は出入り自由の方式とし、3日間合計で521名の方にご来館いただきました。
今年は1階のものづくり体験プログラムは大人の参加者が多い金曜日とお子さん連れの多い土日のプログラムを別にするスタイルを試みました。金曜日はゆったり1時間程度のミシンを使ったプログラムを実施し、全プログラム満席という結果に。土日は短時間でできる難易度の低いプログラムを中心にアレンジし、近隣参加店とのコラボ企画も昨年同様継続。マザーハウスさんとのコラボ企画では、当館でレザーの裁断からボタン打ちをし、小さなコインケースをつくったり、昨年人気だったPARACOさんとのパラコードカラビナチェーンでは昨年よりもパワーアップしたダブルカラビナ仕様のパラコードチェーンを編むなど、これらのプログラムも連日盛況でした。
2-3階の展示スペースでは 2023年度ワークショップ作品のアーカイブを展示した他、YKKのデジタルショールームコンテンツのパネルなどを設置。昨年は野外で行ったカラビナ組立体験や物販は、館内見学もしてもらいたいという思いから5年ぶりに館内での実施となりました。
4階では台東区御徒町でガラス・七宝の教室を運営するスタジオサカミによる作品展示販売会&ワークショップを開催。展示は教室の講師・生徒によるヴェネツィアングラスのミルフィオリ作品や、動植物モチーフの七宝焼き等、力作揃いで、来場者は熱心に見入っていました。会場ではミルフィオリのペンダントや七宝のアクセサリー作りのワークショップも開催し、子どもから大人まで個性的でおしゃれな作品を完成させました。展示には ファスナーと面ファスナーを組み合わせた特別な什器を使用。珍しい展示手法が好評でした。
来館頂いた皆様、モノマチ実行委員の皆様、コラボ企画に協力していただいた出展者の皆様、今年もありがとうございました。来年もより一層パワーアップした企画を皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めていきます。お楽しみに!