ものづくり館が千葉県市原市の火災予防フェアに出張出展しました。

市原市は全国でも稀な製油所が3か所もある地域で、消防署の規模も全国ではトップ100に入る程の大きさです。

ファスナーの会社と消防署？と疑問に思う方が多くいらっしゃると思うのですが、実はファスナーも消防士にとっては欠かせないアイテムなのです。消火活動の際に着用する防火服にはYKK製の難燃ファスナー(着火しないファスナー)が使用されています。防火服の大半を占める生地が燃えにくいという事はもちろんの事、小さな部品であるファスナーも着火しないような工夫が施されています。

今回はイベントで防火服や難燃ファスナーの燃焼実験を行った他、来場者向けにレスキュー隊カラーをイメージした市原市消防局とのコラボファスナーストラップづくりも行いました。

防火服用の難燃ファスナーはものづくり館でも常設展示を行っております。是非ご来館いただき、実物に触れてみてください。また乾燥しており火災が多い季節となっております。火の用心を心がけましょう。