毛足が長くふわっと軽いウールシャギーで気軽にはおれるアイテム2種類を作るワークショップを開催し、2日間で延べ17名が参加。
2回参加で両方を作られた方も。
講師は日傘や洋服の指導でお馴染みの山田あゆみ先生。
両作品のデザインも先生のオリジナルです。
マーガレットはボレロのような短めの丈のはおりもの。ポケットールはポケットの付いたストール。
どちらもネイビーブルー、ライトグレー、パープルの3色。
どの色もシックで素敵なので、皆さん迷われたようです。
ポケットールは生地の両端を縫って、ポケットを付けたら完成という一見簡単な仕様。
しかし実際は縫う距離が長く(約2m×2)、事前のアイロンかけも大変。
ポケットはカーブがあり、形を作るのも縫い付けるのも慎重さを要しました。
参加者の皆さんは山田先生の一人一人の進み具合に合わせた丁寧な指導によってきれいに完成。
お好みで裾にフリンジを入れていただき、よりオシャレになりました。
マーガレットは不思議な形の布を半分に折って脇を縫う、簡単な構成。
ロックミシンをかける作業や周囲にぐるりとシェルタックステッチを施す作業もありましたが、先生の分かりやすい指導で皆さん無事に完成。
ポケットールのフロントにはパールスナップボタン、マーガレットの襟元には飾りのパールボタン。
どちらもたくさんの種類から選んでいただきました。
参加者の皆さんはとても楽しそうに迷っていらっしゃいました。
ものづくり館が初めての方が複数いたため、足踏み式ボタン取付機の体験が好評でした。
今回も生地の裁断だけでなく、接着芯貼りや端の始末等、先生には念入りな下準備をしていただきました。
また、ポケットの位置決めにテンプレートを用意する等、様々な工夫のおかげで作業がとてもスムーズ。
きれいに縫うコツも随所で教えていただき、参加者の皆さんは「なるほど!」と感心していらっしゃいました。
参加者の皆さんからは「楽しく作れました。他の生地でも作ってみたい」「半日ではおりものが完成して嬉しい」といった感想をいただきました。
ウールを着るには少し早い気温でしたが、「可愛いからはおって帰ります!」という方もいて微笑ましかったです。
 
軽くて暖かいポケットールとマーガレットはこれからの季節にぴったり。
ご自分で作った素敵なはおりものを是非活用して下さいね。
山田先生、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。